丸テーブル

コンセプト

天板を木、脚部を鉄とした丸テーブル。中段を設け、リモコンなどを収納することができます。天板の中央に蓋付の穴があり、例えばコンセントコードを通せば、ミシンなどの作業や食事の際に使うクッキングヒーターなど使用する時にコードが邪魔にならない工夫を施しています。木のテーブルといえば、太く、ぼてっとした脚が一般的ですが、脚部を鉄素材にすることで、細い脚ですっきりとシンプルなデザインに落ち着き、また脚部の先端に木を使用することで床にもやさしく、暖かみのあるデザインに仕上がっています。机として十分に機能するするには強度も大切です。そこでブレース（脚部の×のような筋交いによる補強部分）のデザインにも力を入れ、試行錯誤を重ねるうちに中央の穴は機能として取り入れる発想が生まれました。

家具デザイナー・村澤一晃氏の取り組み「股旅デザイン」の一環として、共同制作を行っている様子。

サンプルを作り、一人ひとり座り心地を確かめながら細かい寸法を決めていきました。

この時点では、脚部の先端は既成のものを使っていました。

中央の穴と蓋。コンセント以外にも何か使えるかな！？

天板素材に合わせた脚部の先端部分。椅子や部屋のイメージに合わせて選べます。